各大学の特徴・今春の入試状況を大学の入試担当者よりお話いただきました!

近年、私立大学では一般入試の志願者数の増加傾向が続いており、入学定員管理厳格化の影響等もあり、関関同立入試においては依然競争率が高い状況です。

今回アップ教育企画では、関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学の入試課および入試センターの方をお招きし、各大学の特徴をはじめ、入試制度や今春の入試状況、就職状況などについてお話しいただきました。
ここでは、4/14(土)に研伸館西宮校で開催された「関関同立入試報告会」の内容の一部をご紹介しています。

関関同立の入試制度や今春の入試状況、就職状況などについて

同志社大学

同志社大学

「私立大学定員の厳格化」により、2018年度入試では合格者を2000人ほど減らした大学もありますが、同志社大学は、もともと定員を大幅に超える合格者を出していたわけではないため、他大学に比べると「私立大学定員の厳格化」の影響は少なかったと言えます。

同志社大学は常に高校の現場を見ており、入試問題においても、高校教育に基づいた問題を出します。高校の中間試験・期末試験はマーク式ではなく記述問題なので、大学入試でも長年記述の問題を出し続けている、古風な大学なのです。

同志社はリベラルな考えや主体性を重視した大学であり、卒業生は様々な分野で活躍しています。あらゆる分野で世界的に活躍するという、広義な意味で「グローバル」な人材や、ユニークな人材が育っていっています。

立命館大学

立命館大学

高3生は今から始めてしっかり勉強すれば立命館大学に受かります。そして、今の高3生は、どうしても現役で合格するという強い気持ちで臨まなくてはなりません。なぜなら、今の高2生は浪人すると2020年度の大学入試改革の年に受験することになり、新入試を受けなくてはいけなくなるため、相当な危機感を持って受験に臨んでくるはずです。現高3生が浪人をすると、その人たちと戦うことになるのです。

また、「私立大学定員の厳格化」により関東の私立大のレベルの上がり方が顕著であるため、関東の人も関西の立命館に目を付け始めています。

この「定員の厳格化」の影響は、もちろん立命館大学も受けています。2018年度は、定員の1.1倍以上になったら補助金が交付されないことになっていましたが、新設学部を作る大学は、さらに1.05倍に抑えなくてはならないという決まりがあります。よって、2018年4月に食マネジメント学部を新設した立命館大学は他大学よりも厳しくなっていました。

関西大学

関西大学

関西大学は、授業の満足度が8割あり、これは他大学に比べて圧倒的に高いと言えます。就職活動に関しても手厚いサポートをしており、就職状況も非常に好調です。また、他大学では、理系と文系でキャンパスが分かれているところが多いですが、関西大学は文理一緒のところにあるため(千里山キャンパス)、文系と理系がコラボレーションをすることも可能です。

入試方式としては、AO入試もありますが、一般入試やセンター利用受験で受かる人数が圧倒的に多いといえます。志願者は増えている一方、「私立大学定員の厳格化」のため合格者を絞らなくてはならなくなっており、倍率が高くなっています。

関大の入試問題はセンター試験の問題と似通っている部分があります。それは、どちらも高校の教科書や資料集などから出題しているからです。難しい問題は解けなくてもいいので、皆ができるものはきちんと解ける状態にして入試に臨んでほしいと思います。

関西学院大学

関西学院大学

関西学院大学は「スーパーグローバル大学」に指定されており、国際的に活躍する人材を育成することに尽力しています。

高校生からよくある質問として、「何学部に入ったら英語の力がつくのか?」ということを聞かれますが、その答えは、「どの学部に入っても英語の勉強ができるし、留学もできる」ということになります。ただし、英語ができないと留学できません。どの学部に入るかではなく、本人がいかに英語力を身につけるかが重要です。入学時点で必要な英語力は、英検2級程度ですが、入学してから関学のプログラムを受けることで英語力をつけていってもらいます。

また関西学院大学は就職状況も抜群に良いですが、それは特別に就職のサポートが充実しているからというわけではなく、自分の学部や専攻の学び(ホームチャレンジ)に加えてもう一つの学び(アウェイチャレンジ)に挑戦する「ダブルチャレンジ制度」などのプログラムを成し遂げる中で、関学の学生がタフな人間になるからです。

2018年度入試の合格者は、「私立大学定員の厳格化」のため、昨年より2000人以上少なくなっています。最初の段階で合格者を絞り、あとで補欠合格で定員に足りないところを補うことで対応しました。合格者は絞りましたが、合格者最低点はあまり変わっていません。

まとめ

「入学定員の厳格化」による合格者減により、私大入試は今後さらに狭き門になるのではないかとの予測もあります。

変わりゆく大学入試に立ち向かうためには、受験への十分な準備期間を設け、どんな問題・難易度にも揺るがない本質的な力を身につけていく必要があります。

学問の本質を追求した授業を展開する研伸館で、今から研伸館で、受験に向けて、早めのスタートを切りませんか。